ヒッチキャリア!

これが付けたくて、前回はヒッチメンバーの取り付け、さらには3本出しへと改造を行った。
気になる方は、まずはこちらからCheck!!!!!

遂に今回は、このヒッチメンバーを使用したヒッチキャリアを製作する。
ヒッチキャリアと一言にいっても、多種多様で単純に荷物を載せるものから、バイク用まで勢ぞろい。
◆ ヒッチキャリア一覧







ヒッチキャリアは横幅が130cm、または150cmと大きく2種類に分けられる。
今回は荷物、詳しくはスノーボードの板がメインの為、横幅150cmのコチラをGETした。理由は単純に一番安かったから。

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届いた商品がコチラ
ヒッチメンバーの時と言い、最近我が家に届く箱がやたらデカい!!!
中身はこんな感じで、簡単な組み立て作業が必要っぽい。。。
かるぅ~く組立てて、車のヒッチに装着した状態がコチラ

いやいや、出過ぎでしょ!?

まぁ、折りたたんで収納する場合を考えると、こうなってしまうのか、それにしても、出過ぎッ!

ヒッチキャリアの規定として
「車体の10%以上出ないこと」との規定があるが、完全にアウトな感じもする。。。
また、中央の1本で支えるこの形は、見ているだけで強度が心配。
この状態で荷物を積んで高速を爆走。。。とても後続には付きたくないものだ。

ということで、このヒッチキャリアを改造して、
・3本出しヒッチメンバーの対応 と、
・極力車体に近づけた取付け を実現させたい!!!

1.構想

用意したヒッチキャリアをオリジナル3本出しヒッチメンバーに取り付けるには、専用のアタッチメントが必要となる。当然、市販なんてされていないもんだから、今回は一から設計・製作を行う。
構想的にはこんな感じ。

このアタッチメントをベースに、ヒッチキャリアを載せて使用する。

全体的にはこんな感じ。
極力車体に近づけたく、車体とキャリアとの距離、狙うは15mm以内!!!

2.製作

早速、製作を行った。
使用する鉄材は、ホームセンターでも売っている一般構造用角型鋼管。通称カラー鋼管と呼ばれるもの。角50(t2.3)をメインに使い、余っている平板などを用いた。
何度も車体に差し込み、高さや長さを確認する。

特に高さに関しては、悩ましい。。。
荷物を少しでも多く載せるには、ヒッチキャリアを極力低くしたかったのだが、あまり攻め過ぎると確実に段差や急な勾配で擦ってしまう・・・
また、ヒッチキャリアを取り付けるに至ってのルールがもう一つ。
それは、ナンバーとテールランプを隠さないこと。そう考えると高さも限られたものになる。

結果、今回はリアゲートがギリギリ開閉できる高さに落ち着いた。

2-1.リアゲートとの干渉問題

ヒッチキャリアの高さをリアゲートの開閉限界まで上げた時に、ある部分が干渉してしまう。
それが、リアゲートのロック部分
それを回避するために、ヒッチキャリアの中央部分をぶった切って、新たな骨組みを溶接した。

上の図の赤い部分が追加・変更した箇所で、干渉する中央部分と、3本ヒッチに固定する平板をキャリアに溶接した。

2-2.ヒッチキャリアの強度アップ

購入したヒッチキャリアだが、ところどころが雑!
溶接も部分的で、底になる網の部分に至っては、部分的な溶接に過ぎない。
すべてはコストカットの為だと察するが、心配なので、全点溶接を行った。
走っていてバラバラになることはないが、溶接されていない柱の隙間から雨水が入ってサビるなんてのはよくある話。
こうするだけで、見違えるほど寿命が延びる!!!

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3.完成

そんなこんなで、ようやく完成した。
ヒッチキャリアを限界まで車体に近づけることで、車体との一体化が生まれ、見た目もGOOD!!!
リアゲートとの隙間はこんな感じ

また3本出しの効果は抜群で、大の大人3人乗ってもビクともしない、最強の強度を手に入れた。
ベッドの中央マットを並ばれば、即席の昼寝スペースができ、子供達のテンションMAX!!!

場所が場所なだけに、雪山への荷物は防水のヒッチバッグを使用した方が吉。
そして荷物の固定には、巷で流行りの「パーフェクトバンジー」を使用した。

この荷物紐マヂで便利。
また後々、「パーフェクトバンジーの使い方100選」でも記事にしようかな~レベル。

とりあえず、ヒッチメンバー改造からのヒッチキャリア取付。
これにて話は終了~
以降なにか問題あればこちらで報告します!!!

あっ!!!そうそう。
ヒッチキャリアを装着してから、雪道での安定感がグンっと増した。
まぁ考えたら、FRのトラクションUPには最強の重りとなるから当然っちゃ当然!!!

朗報です。
ヒッチキャリアを装着すれば
2駆でも、そこそこの雪道は登れます!!!

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