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【必見】¥17,666の激安FFヒーターの取付方法大公開!吸排気管の接続 [外装]

FFヒーター取付(吸排気管-燃料タンク設置編).png前回に続き、今回はFFヒーターの吸排気管、及び燃料ポンプと燃料タンクの設置を行いたい!!!
前回はハイエースのセカンドステップに穴を開けFFヒーターを固定設置した。
見逃した方はコチラを参照~
FFヒーター取付(本体取付編).png
ここまでの作業時間はおよそ3時間程。実際には取付板を切ったり、隙間をパテ埋めしたりと予想以上に時間がかかってしまったのは事実だが、命に関わる重要な工程だなだけに、確実な作業を行った限りである。
そして、今回の吸排気管の設置も例外ではなく、取り回しやポイントを間違えると重大事故にもなりかねない工程であることを肝に銘じて作業をすること。

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吸排気管について


FFヒーター吸排気管取付図.png
FFヒーターは燃焼室にて燃料を燃やし熱を発生させる。当然、燃焼するからには酸素が必要で、それを取り入れる管が『吸気管』である。
一方、燃焼した後には二酸化炭素と少量の水を排出する必要があり、それは『排気管』を通しておこなう。
特に排気管の取付に関しては、燃焼後の少量な一酸化炭素で事故を起こさないためにも、取付方法をマニュアル通りに行う必要がある。

よってこの吸気管、排気管の取付こそがFFヒーターの全てといっても過言では無い。

では吸気管、排気管それぞれの設置に伴うポイントを説明していこう。

取り付けポイント

①.吸排気管共に、サイレンサーの長さを含み20cm~2m以内の長さとする
②.吸排気管共にボディーの外側に飛び出さないこと。
③.吸排気管共に車体の駆動系部品に干渉させないこと。
④.吸排気管共に終端をしっかり固定すること。(パイプの振動が本体へ影響しないようにすること)
⑤.吸気口と排気口は極力離すこと。(排気口は吸気口よりも高い場所が望ましい)
⑥.排気管には出口に向かって傾斜をつけ、結露による水がたまらないようにする。傾斜が付けれない場合は排気管の最下部に穴を開け水抜き対策を行うこと。
⑦.排気管は蛇行させず、極力ストレートが望ましい
⑧.吸排気口は地面から15cm以上離し、開口部は雨水がたまらないように下を向ける。また、タイヤからの跳石や泥水が当たらない場所が望ましい。
⑨.吸排気管を曲げる場合は、それぞれ合計で270°を超えないこと
⑩.排気サイレンサーには結露した水がたまる場合があるので、水抜穴を下に向けて設置すること。

以上が吸排気管における取り付けポイント

さらっと書いた⑤は特に重要なポイントで、吸排気口が近すぎると排気ガスを吸いこみ、ショートサーキットという現象が起こる。
不完全燃焼や点火不良等のトラブルの原因ともなり非常に危険であるため、必ず吸気口と排気口は離す必要がある。

実際の取付け

上で述べた取付ポイントをしっかり把握した上で、吸排気管を取り付けた。
下から見上げた写真がコチラです。
FFヒーター 吸排気管.png
僕の場合、車内の温風取り出し方向の関係上、吸気が後方、排気が前方となってしまった。
そのため、本体根元で吸排気管を公差させ、排気管を後方へ引っ張っている。
FFヒーター吸排気管取り出し.png

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燃料タンクの取付け

前途した通り、僕のFFヒーターは灯油を燃料として可動する。そのため灯油タンクを車体のどこかに設置する必要があった。
車内、車外ともメリット、デメリットがあり、迷いに迷ったが僕はボンネットの中に収めることにした。
付属の10リットルタンクはかさ張り、取付けが困難であったため、今回は新たに燃料タンクを用意した。
購入した燃料タンクは原付ダックスのサブタンク

色々吟味したが、このサイズがボンネット内の空きスペースに適切な大きさであった。ステーを自作しこのように、ボンネット内に灯油タンクを収めた。
タンク容量は1.5リットル程しかないが、ざっくり16時間程は可動できるため問題なしとしよう。
FFヒーター燃料ポンプ.png

燃料フィルターと燃料ポンプの設置

燃料タンクからFFヒーター本体へは、
燃料タンク → 燃料フィルター → 燃料ポンプ → FFヒーター の順番で取り付ける。

燃料フィルターは定期的に掃除を行う必要があるため、目視できて、着け外しが可能な場所に取り付けること。またフィルターには、矢印が書いてあり、送油方向が指定されていたため間違えようもない。

燃料ポンプは取付角度があり、ベストな角度は15°~35°と決められている。
FFヒーター燃料ポンプの角度.png
取り付けには付属のゴム製の部品で車体に固定する必要があり、僕の場合は丁度よい場所が見つかったため良い感じに取り付けた。
FFヒーター燃料ポンプ1.png
駆動時にはこの燃料ポンプが「カチッカチッ」と音をたてるため、ゴム製の部品で緩和させている。
これに関しては、また別記事にてこの騒音対策を紹介したいと思う。マジでうるさい!!!

ハイエースの場合、ボンネットに取り付けた燃料タンクから燃料ポンプまでの経路に、エンジンが君臨するため、燃料パイプの取り回しには注意が必要!!!特に可動するベルト周辺や、熱をもつエンジン本体周辺、また油圧により膨らむ配管などにも取付には気を遣う必要がある。
この点については、設置後何度も確認し、問題がないことを実物で確認していこうと思う。
少々値は張るが下の燃料ホースなどを使用すれば安心できそう。

コントローラーの設置

FFヒーターコントローラー.png中華製FFヒーターには便利なコントローラーが付属されている。
コントローラからの配線に関しては、本体への配線と燃料ポンプへの配線、あとは電源の配線のみ。それぞれをそれぞれのコネクターに差していけばOK!!!差し間違えの心配もなし。

電源はサブバッテリーから拝借した。待機電力は実測50mAほどであっため、問題なし。

次回はコントローラーの使い方、及び実際の消費電流を図った結果を紹介したいと思う。
お楽しみに~☆

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