前回の車内ベッド自作
職場や友人からの大反響も受けまして、今なお自画自賛中ですwww
まだご覧になられていない方、コチラからどーぞ!!!

そんな余韻に浸りつつ、今回はテーブルを製作し取り付けたいと思います。
イメージは良くキャンピングカーで見るあのイメージ。。。
ただし常設はできないので、必要な時にとっさに取り出せる...そんな仕様が理想であります。

材料

1.テーブルポール


まずは今回の肝となる「テーブルポール」
簡単に言うと、床とテーブルを固定する棒のことです。

大事なのは、脱着式であるか否か
これが今回の大きなポイントの一つであります!
色々調べた結果、以下のポールに決定しました。

ねじ込み式のポールの方が価格は安いがネジがなめたりするという書き込みを見てしまいまして...
というよりなにより、決め手はやっぱり脱着性
工具レス且つ、ワンタッチで取り外せる
、これはスッゲー魅力的!!!

それでいて、ピカピカしていないマットな仕上りで見た目も良い感じ。


構成としては、4つのパーツから構成されており、アルミポストの両端部分にはテーパー加工がされているので何度でも抜き差しが可能!!

2.天板


テーブルの命ともいえる天板。
市販品を買えば終わっちゃう話だが、久しぶりに木と触れ合いたくなって...
というより、ちょうどいいサイズが売ってないのなんの!!!
なぜなら、今回のテーブル収納先はベッドフレームの裏。
この場所に潜ませるには自作しないことには寸法が定まりません。

天板サイズは限界サイズの700×500に決定。

テーブル天板として使用するのはパイン集成材。
反りなどの変化が少ない安定した木材で安価。且つ柔らかく加工がしやすいのが特徴です。
用意したのは
910×600×18のこちら

木目も美しい集成材!!!
これをまずは、任意の大きさにカット。

四つ角はフレームのブラケットを避けるため、大きく面取り加工を行いました。
そして仕上げはサンダーで♯800まで研磨して表面磨き、さらに角の面取りを行いました。
粉だらけになりますが、それが木工の醍醐味でもあります!




これより後は自宅に持ち帰っての作業~。
ワックスを塗布し表面の保護を行います。

使用するのは、コチラ
アンティークワックス!!!


原料は天然素材のミツロウ。
化粧品にも利用されている、非常に安全性の高い成分で肌に触れても低刺激!!!おまけにペンキのような嫌なにおいもないどころか、ほんのり甘い蜂蜜の香りも。。。
全8色あるカラーバリエーションの中で、僕が選んだのは、「ダークウォーク」ややくすんだ焦げ茶色。
使い方はとても簡単です。
布を用いて木材になじませていく。たったこれだけ。コツは木目に擦り込む感じ
全体を塗り終えたのがコチラ

そしてココからが肝心な拭きあげと磨き!!!
綺麗な布で丹念に擦り上げると綺麗なツヤが現れます。

一気に雰囲気変わったぞーーーー!
(ここで言う「ムラ」は「味」と化すので安心してくださいwww)

天板が完成したら、続いてはテーブル下部マウントの取付けであります。
天板側のマウントは6点のM8ビスで固定。
天板の裏、中心を定めてφ145の円を書き、その円周上に60度ずつの点を打つ。


そこにM6座付きナットを打ち込みました。

ナットを打ち込む際、ビス穴に強力接着剤を塗布し強度UP!!!
完成写真はこんな感じです。


続いて、車体側へデッキベースリングを取り付けます。
車体側は4本のM8ボルトで床材フローリングにナットで挟み込む形で取り付けました。
位置はデッキスペースのど真ん中!しっかりセンターを決めて取り付けを行いました。

テーブル上部の照明追加

室内灯だけだとテーブルはスッゲー暗いので、天井にマグネットを仕込み、充電式ランタンを取り付けられる様に加工しました。
《2019/9/17 追記 ひろゆきさんからのご依頼を受けて》
机のちょうど中心を仕留めるために、レーザーを照射して位置決め。そこにホールソーで穴を開け、天井裏から特製マグネットを固定しました。

マグネット部詳細は以下の通りです。

使用したマグネットはコチラ

表面の見た目を気にして使用したのが吸着板



ランタンはAmazonで高評価のコイツ

このランタン、昼白色と暖色を選ぶことができ、且つ明るさも調整可能。充電式で本体バッテリーからUSB経由で携帯も充電できるという、まさにドラえもんアイテム!!!裏にはフックとマグネットが付いてます。






完成

それではお披露目しましょう!!!
ベッド中心部分(真ん中)だけを外し、テーブルを設置すれば、ご覧の通り立派な掘りごたつの完成。
鍋パーティでも麻雀でもなんでもできそう!!



さらにベッド中心部分をすべて外せば広々としたベンチテーブルの出来上がり☆

テーブルを格納した状態はこんな感じに仕上がりました!!!

フレームにベルトを取付け、ワンタッチでテーブルの取出し、格納が可能。
ベルトはコイツがおススメ


サイズ感も申し分なし!!!
テーブル高さも完璧!!!ただ...疲労感半端ねぇーーーーー!!!

参考になれば幸いです☆